平成26年6月16日、宮城県で整備を進める五間堀川河川災害復旧工事の安全祈願祭が執り行われました。
宮城県は貞山運河の復旧事業に際し「貞山運河再生・復興ビジョン」を策定しました。
仙台湾沿岸を繋ぐ全長49Kmの日本一の運河群を貴重な土木遺産として、歴史的位置付けを踏まえ、運河群の魅力を損なうことなく、さらに環境や景観に配慮した復興計画としています。
[貞山運河再生・復興ビジョン]
【基本理念】
運河群(貞山運河・東名運河・北上運河)の歴史を未来へと繋ぎ、運河群を基軸とした“鎮魂と希望”の沿岸地域の再生・復興
【基本方針①】
人と自然と歴史が調和した、人々が集う魅力的な沿岸地域の復興
【基本方針②】
自然災害に対して粘り強く、安全・安心な沿岸地域の再生
沿岸地域にとって重要な施設であり、将来においても有用な土木遺産として後世に継承されることを願い工事を進めて参ります。